私はこれまで同企業グループの出向も含めて6つの会社を経験しています。
20代で2回転職していますが、2回目の転職時は400万円から550万円の年収アップに成功しました。
現在はその後順調にキャリアアップに成功し、年収1000万プレイヤーになることができています。
20代、30代の両方での転職経験がある私から見ると、20代の転職と30代の転職とでは状況が大きく異なります。
今回は特に20代の転職に絞って、おすすめの転職サイト・エージェントを紹介していきます。
Contents
20代の転職の特徴
まず最初に言及したいのは、20代では若さが武器になることでしょう。
30代になると経験・実績・スキルや知識が求められますが、まだ20代であればやる気も含めたポテンシャルでの転職が可能です。
つまり、このサイトのテーマでもある未経験職種への転職、キャリアチェンジ転職もしやすいです。
戦略的な転職活動ができれば、年収アップはもちろん新卒採用では入ることができなかったような思わぬ企業への転職も可能です。
若さは転職市場における最強の武器。

求人サイトと転職エージェントはどっちがおすすめ?
20代の方は初めての転職活動の方も多いと思います。
新卒のときは「リクナビ」などのいわゆる求人サイトを利用していた方がほとんどだと思いますが、転職活動においては、転職エージェントの利用をおすすめしています。
先程も触れましたが、20代の転職はまだまだ自分の可能性が広がっています。
転職エージェントを活用することで、自分では発見することができない幅広い可能性を選択肢に入れる事が可能になります。
私自身も最初の転職活動時には、エージェントから自分の想像とは異なる業界・企業の求人を提示され、視界が開けた感覚がありました。
また転職エージェントの転職のプロのサポートにより、自由応募より高い合格率、年収アップの交渉まで期待できます。

転職エージェントのビジネスモデル
転職が成功した際の年収に応じて、採用企業からエージェンシーに報酬を支払う成功報酬モデルが一般的です(年収の30%が一般的)。
転職サービスを利用する応募者側の負担はゼロ。
エージェントによっては「祝い金」として逆にキャッシュバックを受け取ることができるケースもあるくらいです。
つまり、エージェントは転職者を高い年収で転職させた分だけ大きな利益をあげることができるので、年収交渉にも本気で取り組んでくれるのです。
まさに、転職パートナーと言えるでしょう。
ココがおすすめ
自分だけでは網羅できない転職の可能性を提示してくれる
自己応募では書類選考で落ちてしまう案件も、エージェントの交渉により通りやすい
具体的な職務経歴書・面接対策で合格率アップ
年収アップ交渉も期待できる
転職エージェントは何社登録するべきか?
初めて転職エージェントを利用する方は、何社くらい登録すればわからないという方もいると思いますが、 私は毎回3社~5社の転職エージェントに面談をしてもらっています。
理由は簡単で、転職エージェントは会社ではなく、担当者(キャリアカウンセラー)の人材力によって転職が成功するか否かが決まるからです。
また、どんな人材が担当者になるかは運なので、必ず複数のエージェントと会うことを心がけています。
先程紹介したとおり、転職が成功した時に、採用企業からお金が支払われるビジネスモデルなので、応募者の負担はゼロです。

20代におすすめの転職エージェントは?
私がおすすめする転職エージェント選びのコツは、いわゆる大手転職エージェントと第二新卒・20代に特化した専門型エージェンシーを組み合わせて利用することです。
大手エージェントの幅広い求人にも期待できますが、専門エージェントは20代の転職のスペシャリスト。
20代特有のキャリアの悩みに沿った、等身大のキャリアカウンセリングが期待できます。
特に20代で以下のような質問に答えられない人は、転職エージェントの面談は大いに役立つでしょう。
こんな方におすすめ
- 自分のやりたいことがよくわからない
- 自分の市場価値がよくわからない
- 自分の強みや弱みがわからない
- 今後どのような知識・スキルを強化すれば年収があがるかよくわからない
私も30代になった今でこそ、それぞれの質問に明確に答えることができますが、最初の転職活動のときは、上記の質問に全く答えられませんでした。
相性のよい転職エージェントの方に話を聞いてもらうと、自分ひとりではわからない発見があります。
おすすめの大手転職エージェント
リクルートエージェント
大卒で新卒採用を経験された方にはおなじみの就職サイト「リクナビ」を運営するリクルートの転職エージェント。
業界最大手であり求人も豊富。私も毎回の転職時に活用しています。
特に転職初心者には嬉しい「面接向上力セミナー」などの転職サポートも充実しています。
面接通過率がなんと35%UPしたというセミナーは必見です。
doda(デューダ)
パーソルキャリアの「doda」も大手の転職エージェントです。
私が利用させてもらったときは、大手だけあり案件も豊富で、担当者の対応も迅速。
自分が想像していなかった案件なども数多く紹介してもらえました。
可能性を広げたい人には是非オススメしたいエージェントです。
おすすめ20代専門エージェント
20代・第二新卒に特化した転職エージェントを紹介します。
ネオキャリア
2000年設立の第二子新卒採用の老舗企業です。
「自分に向いている職業ってなんだろう」というところから相談に乗ってくれる頼もしいエージェント。
1人あたり平均10時間、初回面談は最大2時間という充実したカウンセリングに力を入れています。
私が利用したのはもうだいぶ前になってしまいますが、20代に特化しているだけあり、非常に応募者のキャリアの悩みを掴むのがうまい印象があります。
まだ、「やりたいこと」「自分に向いていること」が明確でない人には、おすすめのエージェントです。
マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)
20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。
全求人が20代対象で、職種業種未経験が50%以上、かつ非公開求人が80~90%というのも魅力です。
自己分析に役立つ適性診断の受験が無料で受けられるので、カウンセリングだけなく客観的なデータでも自己分析を深めることが期待できます。
自分の可能性を発見したい、幅広く可能性を模索したいという人にはおすすめのエージェントです。
20代の転職におけるポイント
20代の転職は可能性が広がっています。
逆に言えば、自分の今後のキャリアの方向性を大きく変えられるラストチャンスとも言えるかもしれません。
後悔しないキャリアのためにも必ず確認したいのが、自分の今の市場価値はどれくらいなのか、今後自分の何を伸ばせば年収アップが実現できるのかの2点です。
ココがポイント
今の市場価値はどれくらいか?
何をすれば市場価値があがるのか?
仮に今はまだ転職しないとしても、これらを把握しているのと把握していないのでは、5年後・10年後の市場価値は大きく変わっているでしょう。
そういう意味で、私は転職をまだ決めていない段階の人にこそ、転職エージェントでの面談をおすすめしています。
ぜひ、よい転職エージェントの出会いは、きっと転職しない人のキャリアアップにも大きな価値があると思っています。
これほど素晴らしいサービスを無料で提供している転職エージェントの存在は非常にありがたいです。
.(おわり)