私はこれまで3回の転職経験がありますが、その3回の転職全てにおいて年収アップの機会に恵まれました。
最初に入った中小企業では営業職として年収は350万円でしたが、今はかつての目標だった年収1000万円を超え、現在は1200万円に到達しています。
キャリアチェンジを経て、大手企業でマーケティングの仕事をしています。
今回は、転職は年収をジャンプアップさせる大きなチャンスであることを身をもって体験している私の転職エージェント活用戦略をご紹介します。
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年収アップのための転職戦略
転職を考えたとき、転職先を探す方法はいくつかあると思います。
ただ、特別な個人的なコネクションがない限り、年収を上げたいのであれば圧倒的に転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントは、「人材紹介」とも言うくらいですので、「案件を紹介してくれる」だけだと思っていませんか?
もし、そうであれば、正しく転職エージェントを使いこなせていない可能性があります。
『年収アップ』を実現したいのであれば、正しい転職エージェントの活用方法・付き合い方を把握しましょう
転職エージェントの付き合い方によって、年収を上げる確率は変わってきます。
年収アップは自分で戦略的に勝ち取るものというつもりで、転職活動に臨みましょう。
ちなみに転職エージェントの利用はもちろん無料です。
ココがポイント
年収アップのための正しい転職エージェントの活用方法を理解しましょう
年収アップを第一条件とする
まず、一番重要なポイントは、「転職をして年収を上げたい」と明確にエージェントに伝えることです。
転職エージェントは最大手にもなると10万件以上の求人情報を持っています。
そして、意外と勘違いしている人がいますが、年収は個々人の優秀さではなく所属する業界・企業による影響のほうが遥かに大きいです。
つまり、端的に言うと、年収アップをしたいなら、給与の高い業界・企業に転職するべきなのです。
転職エージェントは、転職市場動向に関する情報をプロとして幅広く把握しています。
私自身も経験がありますが、「年収を上げたい」という本音は少し言いづらい部分もあり、「仕事のやりがい」などを転職理由として伝えてしまいがちです。
でも、転職エージェントは面接官ではないので、「年収を上げたい」と伝えて不利になることはありません。
エージェントとしても、数多ある案件の絞り込みがしやすくなります。
私は「年収アップ」を転職の第一条件にして、その中から「具体的な仕事内容」「企業規模」などを条件を追加して絞り込みを行っていきました。
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プロから提案を受ける
優秀なエージェントは、「転職者をどのように売り込んだら市場価値=年収を最大化できるか」を常に考えています。
優秀かつ相性のよいエージェントに巡りあうことができれば、自分が気づいていない可能性を発掘してくれることもあります。
特に社会人経験が浅い20代のときは、自分が経験した業界と職種の情報しか自分はもっていませんでしたが、優秀なエージェントに相談に乗ってもらうことで、自分では想像していなかった案件を紹介してもらう経験をしました。
自分の可能性の発掘は、転職エージェントを利用する大きな価値の一つだと私は思っています。
私は納得のいく転職において「自己分析」が非常に重要だと考えていますが、自分ひとりの「自己分析」には限界があります。
転職市場全体を知り、競争相手となる他の応募者を知ることで、「自分自身が何者か」という理解を深めることができます。
転職エージェントの力を借りることによって「自分の市場価値の最大化」されることが期待できます。
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徹底的にヒアリングする
転職活動の面接は、いわば自分という商品を応募先の企業に売り込む営業活動と同じです。
自分という商品をどのように売り込むかは、当然売り込む相手である企業・面接官によって変わります。
まずは、企業分析をする中できっちり下記を押さえましょう。
自分自身で調べることはもちろんですが、せっかく転職エージェントを活用するのですからきっちりエージェントからもヒアリングして最新かつ詳細の情報を収集しましょう。
企業分析の基本
応募する企業の業界のトレンド
企業の戦略から逆算した求める人物象
そして、転職エージェントを活用する最大のメリットは、企業戦略ではないより採用の生々しい情報を得ることができることです。
合格率を上げる詳細情報
どんな履歴書・職務経歴書が選考に通りやすいか
面接官はどんなタイプで、どのように自分を見せるとよいのか
このような生々しい情報は自分だけでは手に入れることはまずできません。
普通では手に入らない情報まで持っているのが、転職エージェントの強みです。
優秀な転職エージェントほど、応募先企業の選考基準や面接官のタイプまで隅々まで把握しています。
転職エージェントからの情報を受け身で待つのではなく、転職を成功させるために必要な情報を自分で情報を取りに行く、というスタンスを忘れないようにしましょう。
ココがポイント
転職エージェントからは面接官の性格まで聞き出しましょう

転職エージェントの選び方
転職エージェントの面談時における活用のポイントを紹介してきました。
もうお気づきだと思いますが、担当となる転職エージェントの人材レベルによって「年収アップ」が実現できるかどうか大きく変わってきます。
情報提供、コンサルティングはもちろん、応募先相手への売り込み、年収交渉など、すべて転職エージェント次第です。
ここからは、そもそもどのように転職エージェントを選んだ方がよいのかの考え方をご紹介します。
複数の転職エージェントの活用
転職の際に必ず複数のエージェントを訪問することは鉄則です。
いかに有名な転職エージェントでも、担当者次第で大きくサービスクオリティが変わります。
どんな担当者が自分の担当になるかは、直接会うまでわかりません。
いかに有名な転職エージェントの企業でも、優秀かつ自分と相性よい担当者がつかないと転職成功は難しいです。
転職成功のためのパートナーと言っても過言ではありませんので、パートナー選びに妥協できません

「ハイクラス」転職サービスを利用する
世の中には、たくさんの転職エージェント企業が存在します。
年収アップを実現するという明確な目標がある場合は、非公開求人・独自案件を強みとしているハイクラスの転職エージェントを利用することもおすすめです。
やみくもに公開すると応募が殺到するような企業、もしくはスペシャリティが求められるようなポジションの場合、非公開求人になりやすく年収の高さも期待できます。
おすすめの転職エージェント
転職支援会社によって抱えている求人案件が異なるので、エージェントや転職サイトを戦略的にバランスよく選び出し活用する必要があります。
ここでは私自身が実際に経験した3つのケース別のおすすめ転職サイト・エージェントを紹介しているので参考にしてみてください。
おすすめ転職エージェント
最高のパートナーを見方につけよう
皆が一斉に行う就職活動とは異なり、転職活動は時に孤独な戦いとなります。
私自身、何度も転職エージェントの皆さんに精神的にも助けられました。
転職エージェントという強力なパートナーを得ることは、転職活動において年収アップの実現にの大きな助けになるはずです。