営業をやめる転職

文系だけど営業はやりたくない|文系就職の実態に迫る

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文系は営業しかない

就職活動の時期になると毎年「文系は営業職にしか就職できないのか?」というような記事を見かけます。

特に、最近は世の中の就職活動生の「営業嫌い」が顕著になってきているように感じています。

かくいう私も営業を辞めた人間ではありますが、別に営業を忌み嫌っているわけではありません。

私の場合はむしろ、初配属ときは自分で希望して営業になりました。

営業を辞めた理由は、数年間営業を経験した結果「自分は営業に向いていない」という結論に至っただけあり、営業を選択したことへの後悔はなく、営業経験が今のキャリアにおいても武器の一つになっています。

今回は、世の中の「営業嫌いがどれほどのものか?」についての実態にできる限り迫ってみたいと思います。

営業になりたくない就活生は約9割

そもそも「営業になりたくない」という声ばかりが注目されがちですが、まずはどの程度の人が営業になりたくないと考えているのかという実態を確認していきましょう。

就職サイト大手のマイナビが実施した調査では、なんと約9割の学生が営業をやりたくないと答えています。

Q.営業ってやりたいですか? それともやりたくないですか?

・やりたくない……88.3%

・やりたい……11.6%

人気がないとは予想していましたが9割という数字は驚きです。

 

営業をやりたくない理由

この調査では営業が不人気の理由も紹介されています。

多くの就職活動をしている学生は実際に営業として働いた経験は少ないはずですので、つまり営業職のイメージが非常に悪いということがわかります。

営業をやりたくない理由

営業ノルマが嫌

精神的に負担が大きい

コミュニケーションが苦手

営業=ノルマというイメージはやはり大きいようですね

 

文系は営業職になるしかないのか?

多くの学生が営業職になりたくないと思っているとして、では実際に営業職になる人はどれくらいの割合なのでしょうか?

例えばダイヤモンド社のこの記事では7割強が営業職に配属されると紹介されています。

他に多くの記事で同じく約7割の人が営業職に配属されるということが言及されていますが、その根拠となるデータは提示している記事を見つけることはできませんでした。

「文系学生の70%は営業職である」と言われても、なんとなく納得できてしまう感覚はあるのでそこまでズレていないのかもしれませんが、参考程度にとらえておきましょう。

 

営業職の7割が営業をやめたい

こちらの調査結果によると、営業を続けたいと思っている人は女性で28.9%、男性で33.6%に留まっています。

つまり、裏を返せば、営業職の7割の人が営業をやめたいと思っているということになります。

一方で、営業を好きと答えている女性は69.3%、男性は60.7%と営業に一定の楽しみを見いだせている人も多いようです。

ただし、営業が好きと回答しながらその半数が営業を続けたくないと思っている点も興味深いです。

これは、営業職が時間の融通が効きづらいことや、上司の働き方を見て魅力を感じない、転勤や接待などが関係しているようです。

学生時代の営業のイメージと、実際に営業を経験した後での変化にも注目ですね

 

営業をやりたかった人は4割だけ

違うデータも見てみましょう。

こちらの日本の営業実態調査2019では、3000人以上の営業職にアンケートを実施しています。

これによると、元々営業がやりたかった人はわずかに4割に留まります。

やはり、不本意で営業職に配属されたという人がかなりの数に上ることがわかります。

一方で、営業にやりがいを感じるか、という質問には80%の人が「とても感じる」「まあまあ感じる」と答えており、仕事を通じてやりがいを見出している点も見逃せません。

それにしても「やりたくない仕事」をしている人が多すますね

 

営業を推奨派の意見

ここまでは営業職に関する否定的なデータが多いですが、このような世論に対して、営業職につくことを逆に推奨している人たちもいます。

意識高い大学生や若手社会人はとかく「企画」に行きたがるのですが、文系人間のファーストキャリアとしては絶対に営業がオススメです

その理由は端的に「ビジネスの原点は営業現場にある」と思っているからです。ビジネスの原点とは、お金を支払って商品・サービスを購入する顧客(法人・個人問わず)です。

出典:「営業やりたくない」なんてもったいない。なぜ文系人材はファーストキャリアとして営業職を経験すべきなのか?

このnoteには、ZOZOの執行役員の田端さんもTwitter上で「激しく同意」と反応していました。

田端さんはいわゆるスーパー営業マンですので、営業で成果を出し周囲にも認められ高い報酬を得ている人だと思います。

そのため、凡人が全てをそのまま真に受けない方がいいかもしれませんが、営業を経験している方であれば納得できる部分も多いのではないでしょうか。

私自身も営業をやっていてよかったと思っています。

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営業を本当に一生続けたいのか?

ここまで、様々なデータや意見を見てきました。

私が一番問題だと思っているのは、営業をやりたくないと思っているに関わらず、営業職を続けている人が多いことです。

なぜこのようなことが起こるかというと、特に文系の人は半ば強制的に「営業職」に配属されている人が多いからでしょう。

そして真面目な人、仕事に対して意識の高い人ほど、「嫌なこと」「辛いこと」があっても頑張り続けている。

どんな仕事も辛いことはあると自分に言い聞かせながら、そこになんとか楽しさややりがいを見出そうと自分をごまかし続ける。

営業が楽しいかと問われれば、楽しい瞬間を思い返しなんとか「楽しい」とは答えるものの、続けたいかと問われると「続けたい」とは言えない。

そんな営業をしている人の矛盾した気持ちがデータから推察できます

向いていないなら辞めるべき

はっきり言えば、自分が好きでもないこと、やりたくないと思うことを一生続けるのは、とても健全な状態とは言えないでしょう。

たしかに文系の新卒採用の配属では営業になる人は多いです。

ただし、初配属で営業職になることと、一生営業職を続けることは全く異なります。

前者は運の要素がかなり多くなりますが、後者は自分次第でいかようにも道を切り拓くことはできるはずです。

 

営業職から他職種への転職は可能?

文系出身で半ば強制的に営業職に配属されたことにより「文系は営業職しかできない」と思い込んでいる人が一定数いるようですが、必ずしもそんなことはありません。

営業職から他の職種への転職は可能です。

転職サービス大手のパーソルのグループ会社ミイダスによると、営業職からの転職者の内、約3割が他の職種へのキャリアチェンジ転職をしています。

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私自身も営業職を6年経験したあと、営業を辞める転職に成功しています。

詳しくはプロフィールに記載しておりますので合わせてごらんください。

 

 キャリアについて真剣に考えよう

多くの人が営業をやりたくないと思っている一方で、実際多くの人は営業職に配属される、というのが実態です。

初配属をコントロールすることはなかなか難しいのが実情でしょう。

どんな職種につくにせよ営業時代の経験は必ず活きると思いますので、初配属で営業職を避けることに時間を割くのはそんなに得策とは言えないでしょう。

むしろ、考えるべきは自分でコントロールできる領域である就職後のキャリアチェンジだと思います。

本当に営業が向いていないならキャリアチェンジ転職に向けて戦略的に動くべきです。

このサイトでは、キャリアチェンジ転職を考える上で参考にしていただけるような内容を発信していますので、ぜひ他の記事も見て頂ければと思います。

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  • この記事を書いた人

BON

転職経験3回の年収1200万のサラリーマン

営業職から職種を変えるキャリアチェンジ転職を経験し現在はマーケティング職に従事。

「やりたい仕事」「年収をアップ」を実現することがモットーです。

詳しいプロフィールはこちら

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